2025年/構成・撮影・編集
沖縄に住む日本軍「慰安婦」サバイバーの裴奉奇さんを題材にした英語での能のプロモーションビデオです。
後悔の念に駆られた元日本兵が慰安婦の霊に祈りを捧げるために沖縄を訪れます。彼は心休まらず彷徨っていたペポンギの霊に会い、昔知り合ったその女性が望むのは祈りではなく彼女の話を聞き伝えることだと気づきます。
『ペ・ポンギ』は個人史をもとに創作されていて、心の傷、苦悩、忍耐を表現しています。そして、二人の人間の出会いと自己変革のなかに和解の可能性があることを示唆します。この能は一人のサバイバーの苦渋に満ちた体験を深く捉えようとしていますが、全てのサバイバーの一人ひとりの個人的な話に敬意を表しています。能は、厳粛な舞台形式と豊かな感情表現で、登場人物の心の内面を奥深くまで想像させます。だからこそ、人間の体験を共有するための強力な媒体となります。
【製作】 Theatre Nohgaku https://www.theatrenohgaku.org